「そこにある声を聞きなおす〜公害から環境共生へ〜」 NPO法人西淀川子どもセンター / 公益財団法人公害地域再生センター・あおぞら財団 ほか
開催日:
10月~12月(予定)
会場:
大阪市西淀川区
コーディネーター:
松岡 咲子 アートコーディネーター、女優 / 村田 のぞみ アーティスト
内容
大阪・西淀川は、中心地へのアクセスの良さからニューファミリーが増え、人口がゆるやかな増加傾向にあるまちですが、深刻な大気汚染公害を経験した歴史を持っています。
最後の裁判から30年程が経ち、同時代を知る人達は亡くなる人も多く、公害の歴史を知らない子どもも増えているという現状があります。
当時、訴え続けなければならなかった人々の辛さ、絶望、怒りや祈りのような声は“亡くなって”いき、なかったことになってしまうのかもしれません。
このプロジェクトでは、子どもとアーティストが一緒になって、公害の歴史や環境再生について学び、作品創作に取り組みます。
いまを生きる公害患者さんの声を聞きながら、亡くなった人の声への想像を通じて、これからの子ども達が、健やかな環境を獲得できる身体性を持つことはできるでしょうか。
実際に現場を体感しながら、アートマネージメントを考え合っていく実践プログラムです。