プログラム
私たちは、ソーシャルワークとアートを架け橋し、アートを媒介に公平・正義に取り組むコーディネート人材を育成していきます。ソーシャルアートとは、誰もが社会的排除に晒されない環境づくりに向けて、表現行為・活動を通して、公正と正義が保たれる社会の実現をめざす芸術活動です。当プログラムでは、現場の社会課題の克服・解決はもちろん、受講生らの足下のアートやソーシャルワークの抑圧的な実態にも目を向けます。
主に5つのプログラム「基礎講座」「リサーチ」「実践・場づくり」「E&J Café」「E&J 芸術祭」を用意し、対話による学びを重視します。
まずは、「基礎講座」で、AOPを始めとしたソーシャルワークの基礎理論や技術、アートマネジメントの各プロセスと社会(環境)の関係を学びます。第一線で活躍する多彩な講師陣、コーディネーターが、少人数の受講生に対して、しっかりとサポートしていきます。つづいて、「リサーチ」、「実践・場づくり」では、コーディネーターの働き方を学び、社会変革の一歩を踏み出します。さらに、「E&J Café」を通して、受講生と講師によるコミュニティ、ネットワークを形成していきます。受講生のみなさんは、「E&J 芸術祭」で市民と繋がり、プレゼンを行うことでその成果を実感することでしょう。
レガシーとして、「E&J Café」を発展継承させ、それぞれが対等な立場でネットワークに参加する実務支援と相談窓口のプラットフォームを残したいと考えています。