「ジェンダー:Silhoulette Family(『性的マイノリティの家族のカタチ』の写真展)」 一般社団法人こどまっぷ
開催日:
7月〜12月(予定)
会場:
大阪市内各所 (調整中)
コーディネーター:
長村 さと子 一般社団法人こどまっぷ代表理事 / 新ヶ江 章友 大阪公立大学大学院都市経営研究科、人権問題研究センター教授 / 澄 毅 アーティスト
内容
LGBTをはじめとする性的マイノリティの出産・子育てを支援し、当事者同士の交流する機会とネットワーク形成を行う活動を、一般社団こどまっぷは行ってきた。
今回のワークショップでは、日本で出産・子育てを行っている性的マイノリティを可視化させ、その様子を社会に広く伝えるために写真展を行う。
それに先立ち、写真展を実施するまでの活動実践を、ソーシャルワーカー、アートディレクター、研究者などと共有するワークショップを開催する。
1回目は、国内外の性的マイノリティの置かれている社会的状況について情報共有し、ディスカッションを行う。
2回目は、実際に出産・子育てを行っている性的マイノリティとの交流とアーティストによる写真撮影の現場を体験する。
3回目は、写真展の設営現場を体験する。
4回目は、写真展での当事者との意見交換と今回のイベントの振り返りを行う。
国内の性的マイノリティを対象とした支援活動は、様々な形で行われている。
性的マイノリティはこれまで差別や偏見に晒されることが多かったため、社会構造の「すきま」の中で非可視化されていた。
性的マイノリティの抱える問題としては、学校現場での差別、トランスジェンダーの人々に対する就労上の差別と貧困、HIVをはじめとする疾患、依存症など多様である。
これらの人々に対する支援活動を行ってきた団体が、アートを通して社会的不正義を社会に訴える機会を提供し、性的マイノリティだけではなく、他の社会的不正義をめぐる活動を行っている人々とのネットワークを形成する。