最新のお知らせ
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2024.03.20
『実践・場づくり「貧困と孤独と表現〜釜ヶ崎における協働の自立支援・就労準備支援表現プログラム〜」がNHK WORLD-JAPANにてオンデマンド配信。
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2024.03.01
『実践・場づくり「貧困と孤独と表現〜釜ヶ崎における協働の自立支援・就労準備支援表現プログラム〜」が、NHKワールド(BS1)「フロントランナーズ」で3月24日(日)放送予定。(放送終了しました。)
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2023.12.31
EJ 芸術祭を開催します
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2023.11.10
令和5年度中間報告書が「大学における文化芸術推進事業」のWEBサイトで掲載されました。
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2023.08.17
サイトをアップデートしました。
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2023.07.19
サイトを公開しました。
EJ 芸術祭を開催します
展示:2024年1月18日(木)〜21日(日) 11:00-19:00 *最終日21日のみ14:00まで
シンポジウム:2024年1月20(土) 13:00~16:00
会場:大阪府立江之子島文化芸術創造センター[enoco] room1(4F)
私たちは、2023年6月、大阪公立大学「EJ ART人材育成プログラム」を立ち上げました。
EJとは、Equity(公正)&Justice(正義)の略です。近年欧米では、Diversity & InclusionにEquity&Justiceも含めていくというアプローチが、マイノリティの社会構造的不平等の問題に日々向き合うなかで、雇用、人材育成、就業環境等で活用されています。国内に目を転じると、Equity&Justiceという概念を使わずとも多くの先駆的実践が見られます。しかし、アート業界では、貧弱な財政支援、ブラックな労働環境などが要因となり、ハラスメントや搾取、疲弊、ジェンダーギャップが多々指摘されてきました。
本プログラムの特徴の一つは、アートを媒介とした深刻な社会課題の解決・克服を念頭に置きつつ、ソーシャルワーク的な手法、思考方法についての専門性を高めていくことです。とくに抑圧構造を捉えるAOP(Anti Oppressive Practice)のプログラムは、アートマネジメント教育では先駆的な取り組みで、自分たちの働く業界から不正義を一掃するマインドを身につけていきます。
私たちは、対話による学びを重視しつつ、主に4つのプログラム「基礎講座」「リサーチ」「実践・場づくり」「EJ Café」を展開してきました。「EJ 芸術祭」では、その成果を、展覧会、シンポジウムで発表していきます。