西洋中心のアートワールドに対する疑問やその解体を試みる動きが広がる中、2024年度は「アートとジェンダー」をテーマに、アートの文脈におけるEquity & Justice(公正と正義)の意義について考察しました。続く2025年度は、「アートとポストコロニアル」に焦点を当て、この問題をさらに掘り下げていきます。
*この講座は、受講生に限らずどなたでご参加いただくことが可能です。
参加費
1回:1,500円/通し:5,000円/学生:1回500円(社会人学生は除く)
*受講生は、公開プログラムの参加費は必要ありません。
お申し込み
*専用応募フォームより開催日の3日前までにお申し込みください。
公開プログラム|応用講座のお申し込みプロフィール

⼭本浩貴(やまもとひろき)
実践女子大学文学部美学美術史学科准教授
文化研究者。1986年千葉県生まれ。一橋大学社会学部卒業後、ロンドン芸術大学にて修士号・博士号取得。香港理工大学ポストドクトラルフェロー、東京藝術大学大学院国際芸術創造研究科助教、金沢美術工芸大学美術工芸学部美術科芸術学専攻講師を経て、2024年より実践女子大学文学部美学美術史学科准教授。単著に『現代美術史 欧米、日本、トランスナショナル』(中央公論新社、2019年)、『ポスト人新世の芸術』(美術出版社、2022年)、『12ヶ月で学ぶ現代アート入門』(美術出版社、2025年)、共著に『レイシズムを考える』(清原悠編、共和国、2021年)、『新しいエコロジーとアート「まごつき期」としての人新世』(長谷川祐子編、以文社、2022年)などがある。監修書に『基礎から学べる現代アート』(亀井博司著、晶文社、2023年)、共編著に『この国(近代日本の芸術)「日本美術史」を脱帝国主義化する』(小田原のどかとの共編、月曜社、2023年)。