今年活動50周年を迎えるNPO法人トッカビに集まる子どもたちと即興演奏を手段として活動するグループ「M集会」と共に、音楽や身体をメディアとした即興的なパフォーミングアートの現場のマネジメントを体験します。

開催期間
8月〜9月(全6コマ)
会場
NPO法人トッカビ ほか(大阪府八尾市)
コーディネーター
朴洋幸(NPO法人トッカビ 代表理事)
アーティスト
M集会(アーティスト)

日程

「トッカビについて、周辺施設見学など」
日時:8月28日(水)13:00-15:00
会場:八尾市立 安中人権コミュニティセンター

「 M集会について、ミーティング」
日時:9月11日(水)14:00-16:00
会場:大阪公立大学梅田サテライト 108教室

「子どもたちとワークショップと振り返り」
日時:9月18日(水)  

「子どもたちとワークショップと振り返り」
日時:9月25日(水)    

「子どもたちとワークショップ」
日時:9月29日(日)

「全体の振り返り」
日時:9月29日(日)  

プロフィール

朴洋幸(ぱくやんへん)
NPO法人トッカビ 代表理事

兵庫県尼崎市生まれの在日朝鮮人3世。1991年~在日コリアンの人権確立に取り組む団体スタッフ後、1998年よりトッカビ子ども会(現、NPO法人トッカビ)スタッフとなり2005年より代表理事に。八尾市外国人市民会議委員(2011~)、八尾市多文化共生モデル地域事業アドバイザー(2015)、(公財)八尾市国際交流センター評議員(2012〜2018)、現在、(一財)八尾市人権協会事務局長として啓発事業等にも取り組む。
トッカビは、1974年10月に八尾市において主に在日コリアンの子どもたちを活動対象に発足。現在は、コリアンの子どもたちだけでなく、外国にルーツを持つ人々に対する支援活動を実施。とりわけ、90年後半には、日本生まれのベトナム、中国の子どもたちも増える中、ベトナム(ルーツ)語教室の開設や、次世代の育成のためのプログラムを実施。

M集会(えむしゅうかい)
アーティスト

M集会は、多様な音楽の形式・楽器・舞台形態をコラージュし、ときには音楽の形式を超えた振る舞いからも引用をおこなうことによって、独自の音楽形式を模索しつつ、音を奏でる身体どうしの(またそれをとりまく環境との)協働のあり方を問うことをテーマとした音楽グループである。
2018年金沢市を拠点に72時間継続して即興セッションを続けるなど活動を開始。
2019年生活と演奏の境界について模索するため共同生活を始め、自宅で演奏イベントを開始。台湾を舞台に演奏機材をバックパックに詰めて宛なき演奏の旅を行う。
2020年映像での作品制作を始める。野球ドームを舞台にドーム反響や記録行為も含めて即興演奏を行う映像を制作しYouTubeに公開する。