最新のお知らせ
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2023.10.20
EJ ART「評価|レクチャープログラム」
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2023.10.08
EJ ARTリサーチ(先進地視察)
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2023.09.26
【E&Jワークショップ |「ブックレット」レクチャー】
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2023.09.12
EJ ART「リサーチ」プログラム 釜ヶ崎芸術大学「合作俳句」
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2023.09.08
EJ ART基礎講座第10回 「これからのアートについて」
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2023.09.01
基礎講座⑨アーカイブです。
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2023.08.28
EJ ART基礎講座第7回 「現場における実践 - ”記憶の地図”を巡るアートプロジェクト」
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2023.08.26
EJ ART基礎講座第8回 「ソーシャルアートの評価-アーツカウンシルの視点」
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2023.08.24
8月23日は、阪神なんば線福駅の西側の福町をアーティスト村田のぞみさん、アートコーディネーター松岡咲子さんとリサーチしました。
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2023.08.23
EJ ART の実践プロジェクトで、西淀の福町をリサーチしました。
EJ ART基礎講座第8回 「ソーシャルアートの評価-アーツカウンシルの視点」
8月24日(木)は、大阪アーツカウンシルの統括責任者である宮崎優也氏をお呼びし、ソーシャルアートの評価について、実際に現場で音楽活動する立場と、アーツカウンシルとして活動を評価する立場の二面性を持つ宮崎氏の視点からお話がありました。
というのも宮崎氏は、実は元々オーケストラの指揮者をメインに活動されていたそうで…。
アメリカの青少年オーケストラで指揮やプロデュースをしたり、子どもたちに指揮や音楽理論を教えたりと、海外で活躍されたのちに日本に帰ってきたそうです。
講義ではまず、日本の文化政策の歩みと、大阪アーツカウンシルで実際どのようなアートの評価活動が行われているか等についてお話しされました。
その上で、評価とは「対象の内在する価値を探求し、引き出すことである」と話されており、権力ではないと主張されました。
参加者からの質問や感想の時間では、皆さん実際に現場で活躍されている方も多いからか、それぞれの現場での現状から、評価に関する様々な意見や悩みが多く出てきました。
宮崎氏もまた、参加者の皆さんの意見や悩みを踏まえて自身の悩みや本音が出てきて、アートの評価が、プロにとっても如何に難しいかが再認識させられました。
そのようなこともあり、改めてその場の全員で「評価」について考えるきっかけとなった回でした。
次回の基礎講座第9回は8月31日(木)予定です!