中村美亜氏は、これまで特に社会包摂分野の文化事業の評価軸の構築に取り組まれてこられました。
最近では、「芸術文化の価値とはなにか-個人や社会にもたらす変化とその価値」(水曜社,2022)の日本語訳版を刊行され、文化政策分野の評価研究を牽引し、活躍されています。
本講義では、学会の最先端の議論を紹介するとともに、ワークショップを取り入れながら、評価の意義や重要性を自分ごとして体感していただきます。

日時
8月21日(水) 19:00〜21:00
会場
大阪公立大学梅田サテライト 101教室
講師
中村美亜(九州大学大学院芸術工学研究院教授)

「基礎講座」に限り1回ごとの受講可(受講料|1,500円/1回ごとの総定員|40名)

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プロフィール

中村美亜(なかむらみあ)
九州大学大学院芸術工学研究院教授

専門は文化政策・アートマネジメント研究。芸術が人や社会に変化をもたらすプロセスや仕組み、それを踏まえた文化事業の評価に関する研究を行なっている。訳書に『芸術文化の価値とは何か』(水曜社、2022年)、編著に『文化事業の評価ハンドブック』(水曜社、2021年)、単著に『音楽をひらく』(水声社、2013年)など。ジェンダー/セクシュアリティなど多様性・包摂性に関する著作も多い。日本文化政策学会、アートミーツケア学会理事。日本評価学会認定評価士。