山口祥平氏は、現代美術家・川俣正のプロジェクト研究をきっかけにアーティストのアーカイヴに関心をもち、以降、現代アートのアーカイヴを対象に研究を進めています。本講義では、国内外のアーカイヴ事例(ドイツ・ドクメンタなど)を紹介しながら、現代アートのアーカイヴがもつ多様な可能性について解説します。アートの現場に関わる人はもちろん、アーティスト自身にとっても、アーカイヴの必要性や意義について考えていただける機会となります。

日時
8月28日(水) 19:00〜21:00 → 9月10日(火) 19:00〜21:00
会場
大阪公立大学梅田サテライト 101教室
講師
山口祥平(大分県立芸術文化短期大学准教授)

「基礎講座」に限り1回ごとの受講可(受講料|1,500円/1回ごとの総定員|40名)

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プロフィール

山口祥平(やまぐちしょうへい)
大分県立芸術文化短期大学国際総合学科准教授

千葉大学大学院社会文化科学研究科博士課程単位取得退学。東京芸術大学先端芸術表現科非常勤講師、首都大学東京システムデザイン学部助教を経て、現在に至る。研究分野はアートマネジメント論、アートプロジェクトや国際美術展の運営体制やアーカイヴに関する研究を進めている。研究活動と並行して、現代美術家・川俣正のプロジェクトをはじめ、様々な現代アート企画の運営に携わる。2015年には、大地の芸術祭2015十日町中心市街地プロジェクト・ディレクターをつとめる。2018年には現職でアートマネジメントプログラムの新設に関わり、以降当プログラムの運営に従事している。